2014年5月29日木曜日

旬を味わう

今日は北海道出身の同僚からアスパラガスをいただきました。
こんなに立派なアスパラガスは初めて見ました。

アスパラガスは春から初夏にかけての今が旬です。
早速、茹でてマヨネーズをつけていただきました。いろいろな調理法がありますが、新鮮な食材はシンプルに食すのが1番!

せっかくなのでアスパラガスについて調べてみました。

[選び方]
穂先が締っていて、根もとのあたりまで張りがあり、切り口が新しい物が新鮮。しわっぽかったり、切り口が茶色い物はやめましょう。

[保存の仕方]
乾燥しないように袋に入れるかラップで包んで、できるだけ立てた状態で保存します。

[冷凍保存]
さっと下茹でしてから冷凍します。茹で上がったら適当な長さに切り、ステンレスなどのバットに広げて一気に凍らせ、凍ってから保存バッグに移して冷凍しておきます。

[栄養価]
アスパラガスにはそれほど多いわけではありませんが、ビタミン類やカリウムなどを含んでいます。また、アスパラガスは、茹でてもこういった栄養成分がほとんど流失しないという特徴があります。
*アスパラギン酸
アミノ酸の一種で新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強に効果があります。よく栄養ドリンクなどに入ってます。また、利尿作用により、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があると言われています。
*ルチン
穂先部分に含まれるフラボノイド色素の一種で、血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。

旬のものをいただいて、疲れ知らずなカラダを目指しましょう。

とても美味しいアスパラガスをありがとうございました。
ごちそうさまでした。





2014年5月28日水曜日

産業カウンセラー講座体験記⑤

2つ目の作文課題は「自分が知っている私(自己概念)」でした。
これは自己概念ジョハリの窓を考える課題です。
ジョハリの窓とは
自己への気付きが人間関係の発展に結び付くことを示しています。

具体的には、自分には
①自分が知っている私と知らない私
②他者が知っている私と知らない私
が存在するということを4つの窓(領域)で示しています。

その4つとは
ⅰ)開放領域:私と他者の両方が知っている私
他者に開放された公的な私のこと。この解放領域が大きいほど二者間のコミュニケーションは活発化します。自分らしく気楽にコミュニケーションがとれます。
ⅱ)隠蔽領域:自分は知っているが他者は知らない私
意図的に隠している私、他者に知らせる機会がなくて隠れている私的な私のこと。私的な私は自己開示によって他者に知らせることができます。自己開示は隠蔽領域を縮小し開放領域を拡大します
ⅲ)盲点領域:自分が知らないのに他者が知っている私
相手が知らせてくれなければ気付かない私のこと。他者からのフィードバックによって知ることができます。このフィードバックは盲点領域を縮小し開放領域を拡大します
ⅳ)未知領域:自分も他者も知らない私
誰にも気付かれていない私のこと。未知領域の私は発見によって知られるようになります。


(ウィキペディアより)

カウンセリングでクライエントは開放領域から徐々に話し出します。セッションを続ける中で信頼関係が築かれると隠蔽領域が語られ始めます。そして、プロセスが進むと盲点領域が語られるようになり、新たな自分をカウンセラーとともに発見するという流れになるのではないでしょうか。カウンセリングだけでなく、私たちがコミュニケーションをとる時、親密になる時にはその過程で開放領域を広げていることに気付くのではないでしょうか。

さて、課題に戻りますが、自分が知っている私(開放領域と隠蔽領域)の両方から自分について考え、作文にしてみましょう。私は素直に正直に葛藤しやすい性格であること等をまとめました。
日頃、語られることのなかった自分のことを書いてみてはどうでしょう。意外とすっきりするかもしれません。

2014年5月24日土曜日

うれしい出来事

リワーク支援を実施すれば誰でも復職できるのでしょうか。
答えはNoです。

私たち支援者はご本人が復職を目指す限り、復職できるようにお手伝いをします。しかし、リワーク支援実施中に、体調が悪化したり、会社に対する自分の考え方が変わったり、他にやりたいことが見つかったり、色々な理由で復職ができなくなってしまう方、退職を選択する方がいらっしゃいます。
どのような選択が正しいのかは正直わかりません。ですが、ご本人が自信をもって選択することが大切だと考えます。そして、私たち支援者はご本人がしっかり選択できるようにサポートする役割を担っていると思っています。

さて、昨日は病院のリワークでした。リワーク終了後、4月に復職した方が、挨拶に来てくださいました。その方は、復職と同時に離島の方へ異動になられたので、久しぶりに市内へ帰ってきたとのこと。とても元気そうで、仕事が順調であることを報告してくださいました。リワークで学習したセルフケアを実践できているそうです。復職して2か月ですので、今の状態を維持できるように体調管理を続けていただきたいです。

昨日は復職後のいろいろな話を聴く事ができてとてもうれしいでした。ありがとうございました。


2014年5月23日金曜日

産業カウンセラー講座体験記④

明日はカウンセラー講座ですね。実習中期Ⅱに入る時期でしょうか。

中期Ⅱは養成講座の山場になります。というのは、いよいよ継続面接を体験し、2回目は逐語録音をします。この逐語については日を改めてお伝えしますね。

面接時間も25分、しかも、継続面接ですので、クライエント役は1回で終わる内容ではなく、長く話せる話題の準備が必要です。

継続面接での目的ですが、カウンセリングのプロセスを理解したり、クライエントの主訴や問題の把握、見立てを行ったりすることです。ですので、振り返りではそういった目的を意識して発言しましょう。もちろん、基本的態度や技法も忘れてはいけません。

また、振り返りで大切なのは、一緒に成長しようとするグループの姿勢です。良くなかったところだけ、良いところだけを伝えるのではなく、両方をバランスよく伝える事が大切です。また、自分だったらこう感じたと率直に伝えてみましょう。観察者としてのあり方も指導者は見ていることも忘れないようにして下さいね。

今後は小論文や対話分析、逐語記録と宿題に追われると思いますが、計画的に確実に取り組みましょう。


2014年5月21日水曜日

対話分析Ⅰ

産業カウンセラー講座では対話分析の宿題が3回ほど出ます。これは逐語記録をもとに、クライエントの言いたかったこと、カウンセラーの態度、応答の仕方、沈黙の意味などを考えていく作業です。
自分で解いて、グループで意見交換(答え合わせのようなもの)を行います。その後、提出という流れになります。意見交換の際には、他の受講者や指導者から色々な意見が出ます。自分の解答用紙にしっかり書き込みましょう。

この対話分析は産業カウンセラー試験に出ます。試験は答えを選択するので、少し解き方が変わりますが、逐語記録には慣れておいたほうがよいでしょう。

対話分析Ⅰは
44歳のクライエントが58歳の2年目のカウンセラーに子供のことを相談する内容でした。解答のすべてを載せるわけにはいきませんが、私は以下のように回答しています。

(クライエントは何が言いたかったのか?)
子供のことが心配で仕事が手につかない、子供への対応をどうしたらよいのかわからない、妻のことも心配・・・など

(カウンセラーの態度についてどう思ったか?)
相手を攻めているような印象。話は聞いているが解決策につながるような答えを出してあげたいという気持ちが強い・・・など
(カウンセラーの応答で特に適切と思われるものとその理由)
Co12・・・「どうしたらいいか困っている」感情の応答と言葉にしていない感情を明確にしている
Co15・・・仕事に追われて子供の気持ちを受け止めてやれなかったことを後悔しているという感情を明確にしている
など他に3か所

(カウンセラーの応答で特に適切ではないと思われるものとその理由、あなただったらどう答えるか)
Co6・・・「心配して」を2回繰り返すほど切迫しているが感情へ応答せず簡単受容にとどめている。「心配」を「困る」に変えている
*そうなんですね奥さんも眠れないくらい心配されているのですね
Co7・・・バイクを買ってあげようと思っているかわからないのに買ってやってはいけないと自分の考えを押し付けている。結論を急ぎすぎている
*そうなんですね、バイクを買ってくれとせっつかれているのですね
など他に3か所

(Co5の応答をどう思うか。あなただったらどう答えるか)
CLの対応を責めるような言い方になっている。共感的理解に乏しい。
息子さんは無理に今の学校に入学を変更して、2か月たったころから欠席したり悪い友達と遊ぶようになったのですね。だから心配なさっているのですね。

(CL12の沈黙の意味)
警察に相談するなんて、そんなにことを大きくしたくない。息子も悪いが息子を巻き込む友達が悪いのではないか。など

(CL18に対するCo18の応答をあなただったらどう答えますか)
そうですね、子供さんとゆっくり話しするだけでなくその友人との関係を切らないとこの問題は解決しないとお考えなのですね

共感的理解や沈黙への応答について考えることがねらいだと思います。
答えは一つではないので、3回は読み込んでゆっくり考えてみてくださいね。

2014年5月20日火曜日

メンタルヘルス対策研修

今日は職場のメンタルヘルス研修を受けました。

職場でメンタルヘルス活動を行う理由は次の3つです
①健康の保持増進活動
 労働者の心の健康の保持増進
②労働の質の向上と職場の活性化
 労働者の業務への満足感や職場への忠誠心の向上
 職場の生産性の向上
③企業活動のリスクマネジメント
 休業による生産性の低下や士気の低下を防ぐ
 ミスや事故の発生を防ぐ
 訴訟による巨額の賠償金、企業のイメージの低下を防ぐ

最近では上記の目的から積極的に取り組む企業も増えています。一方で中小企業は取り組みたくても取れ組めない状況があるのも事実です。中小企業に対する支援の強化が課題となっています。

メンタルヘルスについて研修を受ける機会が増えてはいるものの、実際、不調者が出た場合に適切に対処できるかというとそうでもないようです。適切に対処できるようにこれからも学び続けなければいけませんが、今日の研修では不調者を出さないことがまず大切ということでした。職場で今すぐできることは、自分自身でしっかりセルフケアを実施することです。

皆さんもセルフケアを心掛けてみてください。

研修で紹介されたセルフケアとは
*十分な休息・睡眠をとること
*不規則な生活リズムを避けること
*体を動かしたり、運動すること
*相談できる人を作ること
*ストレス解消法を持つこと
でした。

私も今日は早く寝ようと思います。

2014年5月19日月曜日

浅田選手の休養

フィギュアスケートの浅田真央選手が来期の休養を発表しましたね。
私は浅田選手のファンです。今日の会見をみて、試合で見られなくなるんだなというさびしい気持ちと、これまで頑張ってきたんだからゆっくり休んでほしいという気持ちと2つの気持ちが私の中にわきました。

私は浅田選手のスケートに対する一生懸命な姿にいつも感動をもらいます。たとえ結果が出なくても自分を信じてひたすら努力する姿には本当に頭が下がりますし、浅田選手からは学ぶことがたくさんあります。

今日の会見もひとつひとつ丁寧に応えていて、人柄がよく出ていましたね。
5歳から現在に至るまでスケートを続け、日本のみならず世界からも注目され、心も体も休まることはなかったでしょう。ゆっくり休んでリフレッシュしてほしいです。
大学にも復学したとのこと。普通のキャンパスライフを楽しんでもらいたいなぁと思います。

試合には出場しないということですが
、アイスショーで楽しそうにのびやかにすべる浅田選手が見られるのはファンにとっては1番うれしいことのような気がします。

今日、改めてソチオリンピックのフリーの演技を見ました。心から拍手を送ります。感動をありがとう。





2014年5月18日日曜日

カウンセリングの技法

今日はカウンセリングの技法についてまとめます。
この技法の活用は実習のテーマですので、聞かれたらスラスラ答えられるように覚えておきましょう。

傾聴の技法には①かかわり行動②クライエントの観察③簡単受容④場面構成⑤事柄への応答⑥感情への応答⑦要約⑧質問のつ8があります。

①かかわり行動
カウンセラーが身もこころもクライエントに向け、クライエントとともにいること。クライエントを安心させ、話しやすい雰囲気を作ることです。
面接環境を整えたり、導入のために簡単な話題をふったり、クライエントに対して安心感を持ってもらえるように接することです。カウンセラーは、自分の表情や態度、姿勢、言葉の使い方、声掛けの仕方などに気を配ります。

②クライエントの観察
相談室に入ってくるところから観察は始まっています。クライエントがどのような状況にあるのか、リラックスしているか、ぎこちなくないかなど非言語的なメッセージに注意しながら観察しましょう。クライエントの緊張サインや憂慮すべきサインに気付き、適切な対応が必要です。

③簡単受容
うなずきや相づちのこと。クライエントの話の流れを妨げず、尊重し、注意深く話を聴いている受容的態度を示します。カウンセラーが少しでも批判的、否定的感情を持ってしまうと、表面的形式的なものになり、それはクライエントにも伝わってしまいます。

④場面構成
カウンセリングの特質やカウンセリング関係について合意を得ることです。この場面構成は面接の冒頭に行うことが多いです。安心して語れる場であること、秘密は守られることなどを説明します。また、日時や機関の取り決めなど最後に行われることもあります。

⑤事柄への応答
クライエントが話した事柄(事実、出来事、状況など)のキーワードをとらえて伝え返すことです。「内容の繰り返し」とも言います。この応答によってクライエントはカウンセラーの理解を確認することもできます。ポイントとは、クライエントが言った言葉で短く伝え返すことです。単なるおうむ返しではなくクライエントが本当に言いたいことは何かというポイントを押さえて応答しましょう。

⑥感情への応答
クライエントの気持ちをとらえて伝え返すことです。クライエントが発した感情を伝え返すこともありますし、言葉にならない感情をカウンセラーが感じとって伝え返す(感情の明確化)こともあります。ただし、深読みしすぎてはいけません。深読みしすぎると、カウンセラーの決めつけになってしまうからです。その場合は「〇〇と感じるのですがどうですか?」とクライエントに確認してみましょう。

⑦要約
カウンセラーがクライエントの話をまとめて伝え返すことです。そうすることでクライエントが述べた内容を性格に把握できたかどうかを確認できます。さらに、要約によって、クライエントのまとまりのない考えや感情の整理ができる、あるテーマについての話を終結する、クライエントが自分の課題を客観的に見つめさらに深く探究できる という効果があります。
要約は話が一段落した時、面接が終わる時、話が広がりすぎている時、クライエントが困惑している時などに行います。

⑧質問
質問には正しく理解するための明確化の機能と探索的あるいは直面化の機能の2つがあります。質問はあくまでもクライエントが話したことについて行います。質問は相手を追いつめてしまうことにもつながるので、表現には注意しましょう。また、質問のしっぱなしではなく、答えたことに対して傾聴の技法で受容・共感的に応答しましょう。

8つの技法についてまとめてみましたが、講座を受講している皆さんはしっかりテキストで確認してくださいね。





2014年5月17日土曜日

フリーズ

初めて見ました。ハムスターのフリーズ。

紙でツンツンしたら、この立ったままの状態でフリーズしちゃいました。2分ほどこの状態です。
調べてみると、極度に驚いたとき、恐怖を感じた時に起こりうるそうです。

よく考えると、私たちも、かなりびっくりした時や恐怖を感じた時、一瞬動けなくなりますよね。それと同じなのでしょう。
こちらにとってはコミュニケーションのつもりのツンツンも、ハムスターにとっては、かなり怖くてストレスだったのですね。
反省です。

驚かせてしまってゴメンナサイ。





2014年5月16日金曜日

産業カウンセラー講座体験記③

今日は中期Ⅰの実習についてお話します。

中期になると各セッションの時間が長くなります。
面接時間10分→15分
振り返り8分→30分
長くなるということは、それだけより踏み込んだ振り返りを行うということです。この時期はクライエントの状況に応じて適切に技法が活用できる、自分の態度や聴き方の特徴に気付きその影響を考えることが目標となります。

カウンセラー役は技法を使うことだけに意識が向きがちですが、クライエントが伝えたかったことは何なのかを考えながら技法を活用していくことを練習することになります。
指導者は、初めから完璧にできることを求めてはいませんので、上手くいかなくてもいいので努力することが大切です。その上で、「こうやろうと思っていたが、〇〇に意識がいきすぎてうまくできなかった」「後から気になったので、クライエントに確認してみた」などと振り返ったことを発表すれば大丈夫です。

私は、注目されていることを意識してしまい、緊張して汗だくになりながら実習を行っていました。ですので。そこを素直に「周りを意識してしまいました。見られているからうまくやりたいという意識が働いた。ということに気付きました」と振り返りました。指導者の考えにもよるとは思いますが、そのことに対して「そういう自分に気付いたのですね」と応答していただきました。そういった応答の仕方を聴いてまた自分のカウンセリングに活かそうと勉強になりました。

今日の実習は1回限り、再現はできません。それは臨床に出ても同じことです。毎回自分を出しきってくださいね。

2014年5月15日木曜日

ワールドカップ

ワールドカップのメンバーが発表されましたね。

日頃サッカーを見ない方でも、世間が盛り上がると気になるのではないでしょうか。私もそんな1人です。4年に一度となるとなおさらですよね。

今回は鹿児島にゆかりのある選手が3人も選ばれ、さらに楽しみが増えました。

選手の皆さんは、選ばれた喜びと同時に日の丸を背負ってのプレッシャーもあることでしょう。

このプレッシャー、考えてみるとストレスのひとつですよね。実は、ストレスには良いストレスと悪いストレスがあります。プレッシャーも見方によってどちらにもなり得ます。緊張感といえば、分かりやすいでしょうか。程よい緊張感は適度な集中力をもたらします。それが良い結果に結びつきます。良いストレス、悪いストレス、どちらで捉えるかによって結果が変わるのです。

日本代表のみなさんにも、プレッシャーをコントロールできる(適度な緊張感を持ちつつ、身体はリラックスする)ようにメンタルトレーナーがつくと思います。大きな大会で普段通り、日頃の練習の成果が出せるよう、リラックスして頑張って欲しいです。

来週、最後の合宿が指宿であるとか。一流の選手の空気感を味わうために、行ってみたいな〜と思っています。
頑張れニッポン!!

2014年5月14日水曜日

仕事の抱え込み

自分でやった方が早いからと、仕事を抱え込んでしまうことはありませんか?

これ、実は思い込みの可能性があります。後輩や部下に仕事を任せるくらいなら自分でやった方が早いし、ミスもない。そう信じて抱え込んでしまっている人は結構いらっしゃいます。この抱え込みはメンタル不調の原因にもなります。
一時的には任せるよりも仕事が早くすむかもしれません。しかし、後輩や部下はいつまでも成長できず、長い目で見ると、大きなデメリットになります。

そんな事はわかっているんだけど…という声が聞こえてきそうですが、では、なぜ分かっているのに抱え込んでしまうのでしょう。

根底には、周囲の評価を気にしてしまう心のクセがあります。
上司や同僚、部下や後輩からよく思われたいという心のクセです。心理学的には自分に自信がないことの裏返しでもあります。

仕事を任せることで、一時的には効率が悪くなることもあるでしょう。ですが、これは会社にとって必要なプロセスなのです。
初めは不安かもしれませんが、勇気を出して周りの人に仕事を任せてみましょう。それが自分の成長にもつながるはずです。

2014年5月13日火曜日

産業カウンセラー講座体験記②

今日は全国的に暑い一日でしたね。気温の変化も体にとってはストレスになります。体調を崩さないように自己管理していきましょう。

さて、今回は産業カウンセラー講座の実習についてお話します。

初期の実習課題は、「傾聴の基本的態度と技法を理解する」だったのではないでしょうか。

傾聴の技法とは①かかわり行動②クライエントの観察③簡単受容④場面構成⑤事柄への応答⑥感情への応答⑦要約⑧質問ですね。
セッションは面接時間10分、自身の振り返り3分~5分、全体での振り返り5分~10分を繰り返します。

この時期はカウンセリングの聴き方と日常の聞き方との違いを理解したり、基本的態度や技法を体験的に理解したり、自分の癖に気付くことが目標となります。
初めての経験なのでできなくて当たり前、少しずつできるようになっていけばいいのです。自分の中で、今日はこの技法を中心に頑張ろうと一つ目標をもって行うと振り返りもしやすいのではないでしょうか。

傾聴の技法はこれからも意識して取り組むことになりますので、初めは形から入ってもいいのでしっかり自分のものにしていってくださいね。

傾聴の技法については改めてまとめていきたいと思います。

2014年5月12日月曜日

グリーンスムージー

グリーンスムージー、流行っていますよね。私もグリーンスムージー生活を送っています。冬場は寒かったので、少しお休みしましたが、暖かくなってきた頃から再開しました。スムージーを再開してからお通じが良くなったり、お肌の調子がよくなったり、すでに効果は出ているようです。(個人的な感想ですが・・・)小松菜は私の父親が畑で栽培しているので、いつも新鮮なものが手に入ります。とてもありがたいです。

レシピ(500ml)
小松菜 30~40g
マンゴー 1/4個
リンゴ 1/4個
イチゴ 5~6個
水 50ml
トマトジュース 50ml

小松菜には、肌荒れを防ぐビタミンAや、ストレスに効果があるとされるカルシウムがたくさん含まれています。また、アクが少ないのでホウレンソウに比べるととても飲みやすいと思います。
トマトやイチゴには第7の栄養素ファイトケミカルという物質が入っています。
ファイトケミカルの効用の一つが抗酸化作用です。体内に取り込んだ酸素がストレスや紫外線の影響を受けて活性酸素に変化し、その量が増えることで細胞を酸化させて傷つけ、生活習慣病やガンなどを引き起こすといわれていて、これが老化の大きな要因でもあります。ファイトケミカルは、この酸化を抑制してくれるんです。さらには、免疫細胞を活性化して増やすとも言われているようです。これ以外にもビタミンCやビタミンEなどがスムージーにすると手軽に摂取できます。

これからの季節はブドウやスイカなどおいしい果物が増えますから、皆さんも好きな野菜と果物のスムージーで健康生活を始めてみてくださいね。


2014年5月9日金曜日

産業カウンセラー講座体験記①

4月から産業カウンセラー講座に通っている皆さん、お疲れ様です。
初日から面接実習が約1か月続き、体力、気力ともに低下気味だったのではないでしょうか。GWはリフレッシュできましたか?私も去年の今頃はこの金曜日の夜が一番憂鬱でした。明日実習があるのかと思うと胃が痛くなったのを思い出します。でも、それは私だけではなく、ほかの受講生も同じ気持ちでした。そんな率直な気持ちを伝えあうことで共感しあえたり、一緒に乗り越えたりすることができたような気がします。
4月5月は憂鬱で、6月には疲れがたまり高熱で休んだこともありましたが、こんな私も、一緒に講座を受けた仲間たちのおかげで実技も免除、一度の受験で合格できました。そこで、私の経験をお伝えし、少しでも勉強のお手伝いができればと考えています。

さて、実習スケジュールは、初期、中期Ⅰ、中期Ⅱ、後期Ⅰ、後期Ⅱ、後期Ⅲとカリキュラムが組まれていると思います(昨年はそうでした。)。4月で「初期」の実習が終わったのではないでしょうか。各タームの終了時には必ずアクションペーパーという宿題が出ます。
どんなことを書くかというと、一言でいえば自分の振り返りです。実習の中で感じたこと、考えたこと、自分自身について気付いたこと、心の動きなど感想を書きましょう。アクションペーパーはABCの判定はないので、実技試験の免除になるかどうかの判定とはあまり関わりはないようですが、自分自身としっかり向き合ってありのままを書くことをお勧めします。この宿題は提出しなければいけませんが、誰のための振り返りかというと、自分のためなのです。ですので、しっかり自分と向き合いましょう。実習ではカウンセラー役とクライエント役の2つを体験するので、それぞれの役をを通して感じたことをまとめていくとよいと思います。
ちなみに、私がまとめた内容は、
カウンセラー役を通して
「傾聴について、言葉では知っていたが、実際やってみると自分の価値観、フィルターを通してしかクライエントの話を聴いておらず、ありのまま、無条件のという部分がとても不足していることを実感した」
クライエント役を通して
「自己開示することに対して勇気が必要で、葛藤があった。耳を傾けてもらえると話した後はすっきりした」
最後に、2つの体験を通してどのようなカウンセラーを目指したいか、これからの自分の課題は何かということをまとめました。

基本的に実習では自分に不足していることを振り返ると良いと思います。ただ、できてないだけでは次に進みませんので、前回と比べてここは意識してできたということも合わせて振り返るのがコツだと思います。

この先は小論文や対話分析など様々な宿題が出されると思いますが、それぞれどのような視点でまとめたらよいか、私が経験したことを発信していきたいと思います。
合格目指して頑張りましょう。

2014年5月8日木曜日

2つの記念日

今日は2つの記念日です。

1つは勤務しているメンタルクリニックの開院記念日
今日で8年になるそうです。おめでとうございます。
続ける、継続するというのはとても大変なことだと思います。先生自身もいろいろなプレッシャーやストレスがあるのではないかと想像します。
最近、少し体調を崩されたのでとても心配しました。
私達スタッフも自分の仕事に責任をもって、スキルアップし、先生のお手伝いができるように頑張りたいと思います。

そして、もう1つは、甥っ子の7歳の誕生日。お誕生日おめでとう!
開院の翌年にこの世に誕生したんですね。
この4月に小学校に入学し、毎日が新しい発見の連続のようです。子供だけで登校したり、お友達を作ったり、先生に叱られたり、宿題をしたり…初めてのことだらけ。不安もドキドキもあるけれど、一生懸命チャレンジして乗り越えようとしています。学校で頑張ってしまうぶん、家ではわがままです。環境の変化は大人にとってもストレスですので、7歳の子供にとっても大変なのでしょう。
最近、抱っこ、おんぶの要求が多いです。できるだけスキンシップをとり、カウンセラーマインドで、いっぱい話を聞いてあげたいと思います。
明日はどんな発見があるのかな?

2014年5月7日水曜日

職場復帰支援(3)

職場復帰支援について3回目の今回は、(独)障害者職業センターのリワークについて紹介します。障害者職業センターは47都道府県に地域センターがあります。

職業センターのリワークは大前提として、会社と主治医、ご本人が利用に同意しなければ参加できません。さらに、財源が雇用保険となるため、民間企業を休職中の方々がご利用の対象となります。
(したがって、公務員の方は対象とならないので、医療系リワークを利用することになります)
ですから、現在休職中の方で興味をお持ちの方はまず、上記の2点を確認してくださいね。

職業センターでは職業カウンセラーリワークアシスタントでリワーク支援を行います。アシスタントという名称ですが、実際にプログラムを運営したり、日々の気分を確認したり、日々関わるのは、リワークアシスタントになります。
職業センターに問い合わせを行うと、まず、職業カウンセラーが窓口となり、会社と復帰までのプロセスを話し合うことになります。復帰のコーディネートといった方がわかりやすいかもしれません。これまで、1人で会社とやりとりをしていた方にとってはこれだけでも心強いのではないでしょうか。コーディネート期間は2週間~1か月かかりますので、余裕をもって問い合わせをされることをお勧めします。

実施内容ですが、医療系リワークとそれほど違いはなく、集中力や持続力を高めるためにパソコン作業や事務作業を行ったり、コミュニケーションや認知行動療法の講習に参加したり、地域センターそれぞれに特色があります。ホームページで確認してみると、週間スケジュール等がアップされていると思います。
基本的に毎日実施していますが、参加日数は相談により決定します。ただし、標準期間が決まっていて3~4ヶ月の利用期間となります。こちらもあくまで標準期間ですので、会社やご本人と相談により決定します。
職業センターは公的機関なので無料で利用できますが、医療的ケアは行いません。

2014年5月6日火曜日

職場復帰支援(2)

沖縄は梅雨に入りましたね。次は鹿児島でしょうか・・・。これからの季節は桜島の火山灰も鹿児島市内の方へ流れてくるので大変です。

今日は医療系の職場復帰支援(リワーク)について書きます。
私の勤めている病院では週1回3時間の枠でリワーク支援を行っています。個人的には週1回では物足りないのですが・・・。

3時間の中でどんなことを行っているかというと、
①個別相談
体調の確認、復帰に対する意欲の確認、疑問に思っていることや不安に思っていることの個別相談を行います。3人~4人の集団でプログラムを行うのですが、この個別相談もとても大切です。受診歴は長いのですが、主治医に遠慮して言いたいことを言えていない方がとても多いので、個別相談によって明らかになることもたくさんあります。
短い診察時間に、主治医に何をどのように伝えたらよいのかわからない方がとても多いです。
②講習・グループミーティング
個別相談後、講習に移ります。講習プログラムの中で、うつ病や再発予防の学習、コミュニケーションの練習、認知行動療法を行います。グループミーティングを行うと、苦しいのは自分だけではないのだとお互いに共感しあえるようです。
③会社との調整、情報提供
復帰に向けて会社側に調整していただきたいことなども、ご希望があれば情報提供を行っています。
主に上記の3つが中心です。

医療系リワークは治療的側面が強いです。そのため、ゆっくりとご本人のペースで体調を整えることができます。また、病院内での実施となりますのですぐに診察が受けられるというメリットもあります。一方で、会社との調整という面では、職業センターのリワークに比べると弱いといえるでしょう。

職場復帰支援(3)では障害者職業センターのリワーク支援についてご紹介します。

2014年5月5日月曜日

癒し

今日は子供の日でしたね。
私には小学校1年生と幼稚園の甥っ子がいます。


ゴールデンウィーク中は甥っ子のペットであるハムスターを預かりお世話しています。名前は小次郎です。

ネズミと思っていましたが…かわいいです。言葉を話すわけでもなく、愛想をふりまくわけでもないのですが、単純にかわいいです。昼間はほとんど寝ていますが、時間を忘れてながめています。あくびをしたり、餌を食べているのを見るだけで笑ってしまいます。ただ、眺めているだけ、何にも考えない時間、本当に癒されます。
これがリラックス、気分転換なんですね。

以前、リワークに来ていた50代のクライエントが、「ハムスターを眺めることが気分転換です。かわいいんですよ」とニコニコしながら話して下さったのを思い出しました。






5月病対策

昨日は5月病の原因について書きました。
今日は5月病にみられる症状と予防について紹介します。

症状
*やる気がおきない
*体がだるい
*思考力、集中力の低下
*ネガティブ思考
*頭痛、腰痛
*食欲低下
などです。

では、予防対策について紹介します。
①会話でストレス解消を
同僚や同期、家族や友人などとのコミュニケーションの機会を大切に。悩みを話すことでストレス解消になります。食事も1人で食べる「孤食」はなるべく避け、リラックスできる時間を増やすことにつなげていきましょう。

②栄養バランスのとれた食事をこころがける
食事は一品で済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を組み合わせるよう意識しましょう。不規則な食生活、偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、とりわけ感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」が不足しがちです。セロトニンは動物性タンパク質に多く含まれる「トリプトファン」を原料に合成されます。
1人暮らしになると、ついコンビニのお弁当ですませてしまいがちなので注意しましょう。

③睡眠の質を高める
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの生活習慣を身に付けましょう。

④休日の過ごし方
休日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れましょう。体を動かすこともストレス解消法の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。
特に、適度な運動はこの時期、効果的です。

この時期は誰もが疲れを感じやすいので、1人で考え込まず、まわりの人に助けを求めつつ、上手に乗り切っていきましょう。

2014年5月4日日曜日

ゴールデンウィーク後半

ゴールデンウィークも後半に突入です。「後◯日で休みも終わり」とカウントダウンをはじめた人もいらっしゃるのではないでしょうか。実は私もその1人です。

さて、ゴールデンウィーク明けから話題になるのが5月病です。最近では、4月の研修が終わり、5月から本格的に仕事に従事するために、6月病とも呼ばれます。どちらにしても、環境の変化に伴う心身の負担、ストレスが主な原因です。これらは、一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることがほとんどです。ただし、会社や仕事が苦痛に感じるなど、仕事に支障が出るような重症の場合は早めに医療機関を受診しましょう。
特別な事ではなく、誰もがかかりうる状態です。

5月病の原因
1.新しい環境についていけない
2.新しい人間関係をうまく築けない
3.思い描いていた理想と現実のギャップが埋められない
4.入社や入学がひとつのゴールとなってしまい、次の目標を失う

社会人だけでなく、学生さんにもあてはまります。
明日は早めの対処法について書きたいと思います。

2014年5月2日金曜日

職場復帰支援プログラム(1)

職場復帰支援プログラム(リワーク支援)をご存知ですか?
これは、うつ病などで会社を休んでいる方を対象に復帰のためのウォーミングアップを行う支援です。
どこでやっているかというと、精神科やメンタルクリニック、(独)障害者職業センターで行っています。病院と職業センターでは、利用条件が異なりますし、それぞれにメリットとデメリットがあります。
次回はそれぞれの特色をご紹介したいと思います。
興味がある方はリワーク支援で検索すると、お近くの施設が見つかると思います。

2014年5月1日木曜日

ご挨拶

今日から5月になりました。
ブログをはじめようと思います。
ちょうど1年前は産業カウンセラー講座に通いはじめ、慣れない環境にてんてこまいでした。
週1回の実習とはいえ、終わって家に帰ればグッタリしていたのを思い出します。今年も、資格取得を目指してがんばっていらっしゃる方が多いと思いますので、そんな方たちをこのブログで応援できたらなぁと考えています。
また、メンタルヘルスに関する情報も発信していきたいとおもいます。